仕事が辛いなら悩まずに行動しよう!後悔しないための転職活動



初めに断っておきますが、私は新卒で就職してから転職したことはありません。
しかし、転職を迷っているうちに30代になってしまい、結婚もしたため身動きが取りにくくなってしまいました。

私が仕事で身に着けたスキルを活かして転職するにしても30代というのは非常に中途半端で、身に着けたスキルも非常に優れているかというとそれほどでもなく、転職するのであれば同業種しか無理かな、と感じています。

最近、会社の後輩が転職して辞めていきました。
彼は新卒採用で入社して2年目でしたが、かなり早めの決断だと思います。

そんな彼を見て、転職を悩んだけれど行動しなかった私が思う「転職」についてまとめてみました。

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転職を考える理由を大切に

転職を考える時に考えるのはなんでしょうか?
ざっと浮かぶのはこんな感じだと思います。

  • 年収
  • 福利厚生
  • 年間休日
  • 残業時間

でも忘れて欲しくないのはどうして転職しようと思ったのかです。


私が転職を悩んだのは就職2年目でした。
1年目は研修ばかりで実業務はほとんどしていませんでしたが、2年目になると担当を持つようになり、いきなり実践投入されました。
そして、担当する量は私の配属されたチームの業務の半分以上でした。


2年目のペーペーにいきなりとんでもない量の仕事がドサッとふってきたんです。


圧倒的業務量をこなすために見よう見真似で仕事をこなしていましたが、とにかく流すことに集中するからミスをします。
そしたら、ミスをした後にこんなアドバイスしてくるんですよね。

「このケースはここを注意してみないとだめだよ!」

なんて。

いやいや、どんな仕事をしているかは見ていたのに、ミスをした後にそんな発言するくらいなら初めから注意してくれていればよかったのに…


そんなこんなでも振られた仕事は減らないのでがんばって流すだけの毎日が2年ほど続きましたが、当然新人には圧倒的に多い業務量なのでミスも繰り返し、私は「仕事が辛い」、そして「上司の評価は下がる」と最悪な日々でした。

私が転職したいと考えた理由は仕事量の多さと仕事が多いとわかっているのに全くマネジメントしてくれない会社の方針(=チームリーダーの方針)でした。


幸い、3年目にチームリーダーが交代したことで担当の見直しが行われ、私の担当は3割ほど減りました。
新しいチームリーダーは

「なんでキミの担当はこんなに多いんだ?全体の半分以上を1人で受け持ってるじゃないか。」

と至極まっとうな一言を私にかけてくれ、仕事量が減ったことで毎日感じていたジリジリするようなストレスも減り、精神的な負担もかなり解消されて楽になったことを覚えています。

私が転職せずに思いとどまった理由は転職したい理由が解消されたからです。

しかし、あのままの業務量が減っていなければ間違いなく転職していたと思います。

キャリアアップだけが転職ではない

私が転職を考えた理由は「年収」でも「福利厚生」でもなく、「仕事量が多すぎた」からです。

仕事量が多いから転職したいのであれば、当然最優先で考えるのは仕事量が多くないこと。
だとすれば年間休日が多いこと残業が少ないことも転職の優先順位としては高くなってきますね。


私は一応専門職ですが年間休日や残業が少ない業種を探すと専門職よりも一般職=事務職などが多くなってきます。
事務職をキャリアダウンとはいいませんが、少なくともキャリアアップの選択肢とは言えませんよね?

それでも、あのまま多すぎる仕事量を任されていたのであれば私にとってはゆっくりと働くことのできる業種は非常に魅力的に映っていたと思います。


転職を悩んでいて、転職を検討している業種が必ずしも自分のキャリアをアップすることのできる業種ではなかったとしても、今、あなたを悩ませている職場環境や仕事内容が改善されるのであれば前向きに検討してみてください。

自分に合わない仕事を続けていると、どこかで耐えきれなくなってうつ病になってしまう可能性もあります。


私は強いストレスを感じて動悸がすることもありました。
あのままの仕事量だったらひょっとしたらうつ病になっていたかもしれません。

私の上司も責任のある仕事に耐えられなくなったのか、ある日突然電話に出られなくなってしまったそうです。

半年ほど療養して職場復帰していますが、どこか以前とは違って感じるんです。
きっと、まだ完全には治っていないか、またうつ病になってしまわないか不安に感じているところもあるんだと思います。

身体を壊してしまってから転職を考えても仕事をすること自体が怖くなってしまうかもしれません。
そうなる前に前向きに検討してみてください。

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転職をするのなら早い方がいい

私は転職するのであれば早い方がいいと考えています。
30代になってしまいましたが、仕事で身に着けたスキルはあまりにも尖っていて、同業種以外の転職先は厳しいなぁ、と感じています。

仕事環境が改善されたおかげで働き続けることができましたが、30代まで働いてしまったことが転職を考える上ではデメリットになってしまっています。

30代での転職を考えるデメリット

  • 現職で身に着けたスキルが尖っていて同業種にしか活かせない
  • 中堅社員の転職は使いづらい
  • 結婚している(or 考えている)ので転職しづらい


身に着けたスキルが活かしにくい

私は今の仕事で身に着けたスキルが尖っているため同業種以外の転職先ではなかなか活かすことができないだろうと感じています。
こういった業種で働いているタイプの方は長く働くと選択肢が狭くなってしまうことに注意が必要です。

業種にとらわれずに転職活動を行うにしても、年収アップやキャリアアップをメインとして考えている場合は同業種以外の転職先の場合は厳しいでしょう。

中堅くらいの年齢は使いにくい

また、30代になってくると会社でいえば中堅です。
あなたの職場に30代の中途採用の方が来たらどう感じますか?

上司としては元から働いている社員にチャンスを与えたいと考えるでしょうし、中堅くらいの年齢の方は課長などの役職が付く方ほどのスキルを持っているわけでもないので、イチから仕事を教えることになるため効率も良くないですよね?

結局ここでも同業種以外の転職となると使い勝手の悪さがマイナスに働いてしまいそうです。

結婚を意識すると転職しづらい

晩婚化が進んだとはいえ、30代になってくると結婚していたり、結婚を考えていたりするためあまり転職しやすい環境ではなくなってきます。
養わなければいけない家族がいる場合はたとえ今の仕事が辛いと感じていても安易には転職できません。

年収も下げることはできないし、転職するとなると引越しの必要もあるかもしれない。
転職したばかりの頃は新しい職場環境によるストレスもあって家族に迷惑をかけるかもしれない。
もしかしたら、新しい仕事(or 職場)が合わなくてまた転職することになるかもしれない。

さすがに家族を持つと転職のハードルがかなり高くなります。

こうなるといくら辛くてもがんばるしかない、なんてことにもなりかねませんよね。


だから私は転職するのであれば早いうちにした方がいいと考えています。
若いうちに転職すれば、先に入社していた同年代の社員の方ともそれほど大きな差はありませんし、何年か働いていくうちに負けないスキルを身に着けることもできます。

若いうちは転職のハードルが低いことが最大のメリットです。


新卒2年目の後輩君が仕事を辞めて転職していきましたが、2年目で転職を決断するくらい、彼にとってはあまり魅力的ではない仕事だったんでしょう。

しかし、彼はまだ社会人2年目です。
第2新卒としても採用してもらえる年齢での転職は彼のキャリアにとってもそれほどマイナスには働かないと思います。
あまり早いうちの転職は「うちもすぐに辞めていくのかな?」と採用担当の方も怪しんでくるだろうというデメリットはあります。

でも今の仕事が合わないと感じたんであれば悩んでいないで早めに行動した方がいい。
しかし、しっかりと考えて上で行動に移すこと。

そうすればその先のまだまだ長い社会人人生の中で後悔しない選択につながると思います。
ズルズル働いて転職の機会を逃してしまうのはとてももったいないです。

まとめ

30代に入ってますます転職を考えにくくなってきた私の今までに感じた転職に対する考え方と身近な後輩君の転職から改めて感じたことをまとめました。

就職活動であれだけがんばってようやくもらえた内定だったかもしれませんが、実際に働いてみないとその仕事が自分に合っているかどうかなんてわかりません。

自分に合っていない仕事を無理してがんばってもどこかで耐えきれなくなってしまうかもしれませんし、1度きりの人生で合わない仕事を無理に続ける必要もないでしょう。
人生の大半を仕事に捧げることになるわけですから、やりたい仕事かせめて自分に合っている仕事を見つけたいところです。

ただし、迷ってズルズル仕事を続けていると結婚などの理由で転職しづらい環境になってきます。

そうなる前に早めに動くことが後悔のない社会人人生につながります。
悩んでいるのであれば転職を前向きに考えて一歩踏み出してみることがあなたのこれからの人生に大きく影響することでしょう。

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