auひかりのデータ容量に制限はあるの?家庭用インターネットの注意点をチェック
先月の話ですが、月末ごろに嫁の実家で契約しているauひかりのインターネット接続がめちゃくちゃ遅くなり、速度制限に引っかかったんじゃない?という話になりました。
先月は嫁の実家に帰省する回数が多く、日頃からスマホゲームを結構な頻度でしている私に疑いの目を向けられたわけですが、auひかりに限らず、家庭用のインターネット契約にはデータ容量に制限があるイメージもなく、まっさらなのに犯人に仕立て上げられた気分。
冤罪とはこうやって起こるのか。
といった感じでした。(笑)
とはいえ、火のないところに煙はたたないってことで、火消しのためにauひかりにデータ容量制限があるのかを調べてみました!
目次
auひかりのデータ容量制限は確かにある
結論からいうと、auひかりにもデータ容量制限はあります。
ただし、スマホと同じように月 or 1日に何ギガ以上のデータ通信量で速度制限がかかるといったものとは違いました。
auひかりはアップロードデータの量で規制がかかる
auひかりのデータ容量制限についてはKDDIの方ですでに発表されていました。
auひかりの場合は、1日あたり30GBを超えるアップロード通信を継続的に行った場合、帯域制限の対象となります。
<参照:auひかりって通信速度の制限はあるの?>
継続的に、というのは1週間に3日以上30GB以上のデータ通信を行った場合のことを指すようです。
1日30GB以上のアップロード通信を継続的に行う、ということなので普通の使い方をしていたらまず速度制限になることはないでしょうね。
ちなみに、アップロード通信というのはデータを送ることなので、WEB上に動画を上げたり、写真などのデータ容量の大きいものを1日に大量にメールなどで送った場合などが速度制限の対象になります。
30GBってものすごく大きなデータ量です。
たとえばyoutubeなら45時間見られますし、LINEのビデオ電話でも120時間も使うことができます。
auひかりの場合、ネットの使い過ぎによる速度制限は仕事関係で大容量のデータを取り扱うことがある人に限られそうです。
速度制限の期間は約3週間
仮に、ちょっとした都合で1週間に3日以上30GB以上のデータ通信を行って速度制限がかかった場合、約3週間は速度制限の対象に。
速度制限中の上り(アップロード)通信速度は最大3Mbpsとなります。
でも、普段上りの速度がいくらで〜とか考えたことないのでピンと来にくいですが、一般的な用途ごとの通信速度の目安はこんな感じになります。
用途別の通信速度の目安 | |
---|---|
LINE,InstagramなどのSNSやメール | 128Kbps〜1Mbps |
ネットサーフィン | 1Mbps〜10Mbps |
Youtubeなどの動画サイト | 1Mbps〜20Mbps |
LINEとかのSNSを使っている分には速度制限がかかっていたとしてもそれほど問題にはならなそうですが、Youtubeなどの動画サイトの閲覧にはちょっとイライラすることになりそうです。
Wi-Fiとばしてスマホで使っている分には不便は少ないでしょうが、パソコンでネットを使う場合は影響大なようです。
そんなに使っていないのに通信速度制限に引っかかる場合の原因
そもそも、速度制限は今回のゲーム頻度の高い私が引き起こしたのだろう、と勝手に決めつけられていましたが、いくら私がヘビーゲーマーだろうと、さすがに3日連続30GB以上のデータ通信なんてやっていません。
ましてや、嫁の実家なのであらゆる類の動画も見ておりません。(笑)
しかも、通信速度制限に気づいた理由はLINEが繋がらないからでしたしね。
そもそもLINEを使う程度であれば速度制限かかっていても問題にならないはずなので、私が犯人である可能性は低くなってきましたね!
じゃあ、なにが起こっているのか?
なにが原因なのか、私のメンツのために調べてみましょう。
パソコンがウイルスに感染している
パソコンがウイルスに感染している場合、膨大な量のデータがアップロードされる可能性があります。
これが原因の場合は個人情報の流出など通信速度制限云々以前の問題になってくるので、疑いがあるのであれば1度しっかりとチェックしてみるべきです。
セキュリティソフトが入っていないなら導入を検討しましょう。
Windows8以降を利用されている場合はWindows Defenderが標準装備になっているので、有効になっていることを確認しておきましょう。
ファイル共有ソフトを使用している
一昔前ではWinnyとかが有名でしたが、今でもファイル共有ソフトは使われているみたいですね。
ファイル共有ソフトはP2Pを利用していますが、P2Pはどこかの固定サーバーのような中央集権的な管理ではなく、端末と端末が直接アクセスするため、片方のサーバーに負荷がかかりすぎてしまうことがない、というメリットがあります。
気軽にファイルの共有ができてしまうため、日頃から使っている方はついつい使い過ぎてしまったために速度制限の対象になってしまう可能性があります。
でも、ファイル共有ソフトの使い過ぎが原因で速度制限になるってどれだけの情報をアップロードしてるんだ、って話になるので、これが原因で速度制限になることはほぼないのでは?
仕事の関係で大容量のデータをアップロードする
こちらは単純に使い過ぎで速度制限に達してしまったケースです。
しかし、Youtubeをぶっ続けでみたとしても速度制限に引っかかることがないため、めちゃめちゃデータ容量の大きいものをアップロードし続けるケースでしか速度制限にはならないでしょう。
となると、超高画質の写真や映像を扱っている職種の方に限られそうです。
個人でそれなりの規模であれば速度制限にかかるかもしれないんですかね?
ちょっとデータ容量大きすぎて私には想像できませんね。
一般家庭ではウイルス感染を疑うべし
今回の速度制限問題の期間では、私は嫁宅でパソコンを使っていませんし、スマホにウイルス感染の警告が出た人もいませんでした。
つまり、疑うべきは嫁宅のデスクトップパソコン。
見た感じ年代物だし、セキュリティソフトなんて入っていなさそうだったので怪しいな。
今月も速度制限かかるようなら勝手に調査させてもらいましょう。
問題はWi-Fi自体の接続状況なのでは?
繋がらない発端になったのはLINEなんですが、
- 最新版にアップデートされていない
- 接続不良なので再起動してみる
- キャッシュを削除してメモリを確保する
など、初歩的なものばかり。
家族全員が同じタイミングで全ての症状が出るとしても最新版にアップデートされていない、くらいのものですよね?
ちなみに、最新版のLINEにはしっかりアップデートされていましたので、そもそもLINEの問題じゃない気がするんですよね。
auひかりの通信障害が起こっていないか確認する
先月から台風やら地震やらの災害続きの日本列島ですので、通信障害が起こっていたことも考えられるので、とりあえずチェックしてみました。
auひかりの通信障害の有無はKDDI 通信障害から確認できます。
ふむふむ、沖縄や近畿地方や北海道では通信障害おこっているけど、肝心な私の住んでいる地域では起こっていない模様。
ルーターやホームゲートウェイの接続が悪い
通信障害の線は薄そうなので考えられるのはルーターやホームゲートウェイ、つまりインターネットを引き込んでいる元の端末の繋がりが悪いことが考えられます。
そーいえば、よく嫁のお父さんが、
「最近、パソコンのLANのところの接続が悪くて光らないんだよー。」
て言っていたような。
普通に考えて犯人はそいつじゃないか?(笑)
さらに嫁から、
「最近、チビがルーターのとこいじって遊んでたよ。」
との情報もあり。
いやいや、ますますそっちが怪しいじゃん?(笑)
勝手に犯人にされたのに怪しそうなのいっぱい見つかりましたわ。
まとめ
auひかりのデータ容量制限は1日30GB以上のデータのアップロードを週に3日以上行うことで、速度制限が適用されることがわかりました。
でも、普通に使っていたら速度制限が適用されるケースはほとんどなさそうなこともわかりました。
auひかりを使っているのにインターネットに全然繋がらないという方は、
- パソコンなどの端末がウイルスに感染していないか
- ホームゲートウェイやルータの接続が悪くないか
- 通信障害が起こっていないか
の3点を確認してもらえたら、だいたいの場合解消されると思います。
参考にしてください。
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