【流行前に必読】インフルエンザの予防は予防接種と3点ポイントで予防対策!

体調不良の子供

すっかり秋の装いが深まってきましたが、季節の変わり目に弱い私はさっそく体調を崩してしまいました。

嫁「インフルエンザ…じゃないよね?」

なんて、言われてまさかこんな時期からインフルエンザなんて…と思っていましたが、すでにインフルエンザで学級閉鎖になっているところもあるみたいですね。

私の場合、インフルエンザではありませんでしたが、すでに注意しなければいけない時期が来ていることを理解しましたので、予防接種に限らずインフルエンザの予防として家庭で取り組めることについてまとめてみます。


インフルエンザの予防接種の基礎知識

疑問

インフルエンザは季節性のウイルスですので、ワクチン接種はインフルエンザが流行始める前に済ませておくことが大事です。

  • いつぐらいに予防接種した方が良いのか?
  • 効果はどれくらい続くのか?

など、意外と知らないことは多いのであわせて予習・復習しておきましょう。

インフルエンザの症状と予防接種目安となる時期

インフルエンザの特徴
症状・38度以上の発熱
・頭痛、関節痛、筋肉痛など
・急激な症状の発症
流行時期12月~3月
予防接種時期の目安11月

インフルエンザの流行は毎年12月~3月頃までとなっており、ピークは1月、2月となります。
5月くらいまではインフルエンザに罹るケースもあるようですが、こちらは流行終わりなのでチラホラ見かける程度のようです。

インフルエンザの場合、症状が進行するのがとても早いため、体調不良を感じてからすぐに高熱、全身の倦怠感などの全身症状に見舞われます。

流行の時期もあらかじめわかっていますので、インフルエンザの予防として手始めに行っておきたいのが予防接種です。

予防接種は行ったその日から有効になるわけではありません。

予防接種時期と効果の持続期間

  • 予防接種の効果が出るのは約2週間後
  • 効果の持続期間は約5カ月間
  • 予防接種は13歳以下2回、13歳以上1回

<参考資料:季節性インフルエンザワクチンの供給について>

このため、流行の始まる前の11月の間に予防接種をしておくことであらかじめ備えておくことが可能です。

予防接種の回数は13歳以下で2回、13歳以上で1回となっています。
13歳以上でも2回接種することはありますが医師が特に必要と認める場合のみですので、基本的には1回接種で十分です。

インフルエンザのワクチンには型がある

インフルエンザにはA型、B型、C型の3種類があります。

流行する型は毎年異なりますが、ワクチンのタイプは世界保健機関が流行を予測して決定し、それをもとに日本国内の国立感染症研究所などが日本国内のワクチンをどの型にするかを決定します。

ちなみに、2018年と2019年の冬シーズン、つまり今年度のインフルエンザのワクチンは

  • A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
  • A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
  • B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
  • B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)

に決定したようです。

今年のインフルエンザのワクチンはA型とB型に決定しましたが、万一C型が流行したとしてもワクチン接種に意味がないわけではありません。

型が違ったとしても予防効果としては50~60%程度は見込めるようなので、ワクチンの予想が外れることがあるからといって予防接種に意味がないと決めつけないようにしましょう。

予防接種することで重症化を防ぐ

熱を測る老人

インフルエンザの予防接種の目的はインフルエンザの発症を防ぐことにもありますが、あらかじめ予防接種を行っておくことで重症化を防ぐことにもあります。

重症化を防ぐために予防接種すべき人
  • 高齢者および高齢者の介護者
  • 小児およびその親
  • 妊娠中の方
  • 喘息、慢性心疾患、糖尿病など持病がある方

インフルエンザの予防接種をしても、感染はしてしまいます。
これはインフルエンザの予防接種によって獲得する免疫が粘膜免疫によるものだからです。

しかし、感染するとすぐに予防接種によって獲得していた免疫が機能し、インフルエンザの発症を防ぐことができます。
小児や高齢者の場合は免疫力が不十分であるケースもあるので予防接種をしていても発症してしまうことがありますが、通常かかるインフルエンザと比べると軽症で済みます。

国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。

予防接種は重症化での死亡リスクの高い高齢者にとっては非常に重要な役割をになっていることがわかります。

<参考資料:厚生労働省 > インフルエンザQ&A>


 icon-caret-square-o-right インフルエンザの治療薬については抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」の記事も読まれています。

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ワクチンの有効率は60%という数字が誤解を招く

よくインフルエンザのワクチン接種には効果がないという人がいますが、しっかりと効果はあります。

この60%という数字はちょっと調べれば簡単に出てきますが、

  • インフルエンザの予防接種をしても100人中40人はインフルエンザに罹ってしまう

と想像してしまう方が多いと思います。

実際の計算式は、

  • ワクチン未接種:100人中30人が発症
  • ワクチン接種:100人中12人が発症
  • ワクチン有効率=(30-12)/30×100=60%

となっています。

つまり、

  • 予防接種をしていなくても70%の方はインフルエンザにかからない
  • 予防接種をしていれば88%の方はインフルエンザにかからない

とも置き換えることができます。

70%と88%では確率的にはかなり違うと感じるのは私だけでしょうか?
毎年、予防接種によりしっかりと免疫を獲得できていたとしたら、一生インフルエンザにかかることがない可能性も十分にある確率です。

しかも、これはインフルエンザを発症するかどうかに限定した結果であり、発症した時の重症化については議論されていません。

予防接種によってインフルエンザ発症時の重症化を防ぐことができることも考えれば、予防接種のメリットは大きいと考えて良いでしょう。

<参考資料:厚生労働省 > インフルエンザQ&A>

インフルエンザの感染経路

ウイルスや菌の感染経路

  • 飛沫感染:咳やくしゃみをした時に口や鼻から飛び出す飛沫に病原体が載って移動し、それが近くにいる人の鼻腔や口に入り込むことにより感染すること。最大飛行距離は2メートル。
  • 空気感染:飛沫核に病原体が載って、空気流に乗って移動する運ばれると2メートル以上の距離があっても感染すること。
  • 接触感染:ドアノブなどの環境表面に付着した状態でも感染力を保っているウイルスや菌が環境表面を介しても伝播すること。

ウイルスや菌は至るところに存在していますが、その種類によって身体への感染経路は異なります。

インフルエンザウイルスは空気感染はしません。
飛沫感染と接触感染の可能性があります。



たとえば麻しん(はしか)は空気感染する強力なウイルスなので免疫を持っていない場合は同じ空間にいるだけで感染のリスクが非常に高いです。

それに比べれば、インフルエンザは飛沫感染と接触感染を気を付ければよいので対策はしやすい方ともいえます。


 icon-caret-square-o-right インフルエンザや麻しん(はしか)、ノロウイルスについてはクレベリンの除菌効果についてまとめた記事も参照ください。

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インフルエンザ予防対策3点ポイント

これからはどんどんインフルエンザのリスクが高くなっていくシーズンとなってきます。
インフルエンザの予防接種をすることで大多数の方はインフルエンザへの感染を防ぐことができますが、100%防ぐことはできないことは理解いただけたと思います。

リスクの高いシーズンをどうにか乗り切るためにインフルエンザ予防対策3点ポイントに取り組んでみてください。

ポイント1:外出時は不織布マスクを着用する

マスクをした女性

ポイント1は至って普通です。

外出する際はマスクを着用するように心がけること。
ところと場所によってインフルエンザのリスクは変わるでしょうから、普段からマスクを着けていなくても常備しておくと良いでしょう。

エチケットとして、熱っぽかったり咳が出ている方はマスクの着用をしてもらいたいところですが、見るからに体調が悪そうだけどマスクをしていない人も結構いますよね?

そういった場合でも自分がマスクをしてしまえばリスクは大きく軽減できます。
快くは思われないかもしれませんが、自己防衛としてのマスクの用意と着用をおすすめします。

マスク選びでは不織布(ふしょくふ)製のものを選んでください。

こういうのですね。
不織布マスクは繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させたことで布で作られています。

だからいいのか、って思ったんですが、不織布マスクをおすすめする理由は織ったりしていないからではありませんでした。

不織布マスクは不織布の中にフィルターが入っているので菌やウイルスをからめ取ってくれるからおすすめなんです。

なので、マスクを選ぶときはガーゼマスクではなく不織布マスクを選んでくださいね。

ポイント2:帰宅時は入念に手を洗う

手を洗う子供

ポイント2もとても簡単ですね。

帰宅したらしっかりと入念に手を洗いましょう。

上手な手の洗い方

  • 時計や指輪などのアクセサリーを外します
  • まずは流水で手を洗います
  • せっけんをつけてしっかりと泡立たせます
  • 手のひら、甲、指の間をこするように、恋人つなぎのような要領で洗います
  • 指先や爪の間は手のひらにグリグリとこすりつけて洗います
  • 手首までしっかりと洗います
  • 清潔な乾いたタオルで手を拭いて完了

餅は餅屋ということで、キレイキレイの正しい手洗いを参考にさせてもらいました。

こちらのリンクからとんでもらえれば、画像付きで詳しく解説されています。

 icon-caret-square-o-right キレイキレイ > 正しい手洗い方法


手洗いで気を付けてもらいたいのは洗い終わって手を拭く時です。

ここで汚いタオルで手を拭いてしまうと、せっかくきれいになった手に雑菌をぬりたくってしまうことに。
ひょっとしたらインフルエンザウイルスもいるかもしれませんよね。

洗い物は大変になるかもしれませんが、きれいに洗った手は乾いた清潔なタオルで拭くようにしましょう。


いっそのこと、ペーパータオルとか用意しておくといいかもしれませんね。
外から帰ったらペーパータオルで手を拭き、家の中は普通のタオルを利用する、とかにしておくとキッチリ分けることができます。

ポイント3:よく食べ、よく寝て免疫力を高める

野菜

ポイント3も簡単です。

  • バランスの取れた食事をとる
  • 疲れをためず、十分な睡眠時間を確保する
  • ストレスをためない

どれか1つでも乱れてしまうとあなたの免疫力も乱れてしまう可能性があります。

普段であればインフルエンザにはかかっていなかったはずなに、免疫力が落ちていた時にインフルエンザに感染してしまったため、発症してしまう可能性もあります。

インフルエンザが流行するシーズンだからこそ、より一層、健康管理には気を使い、免疫力が高い状態をキープすることでインフルエンザへの抵抗力を高めておきましょう、ということです。

まとめ

インフルエンザの予防接種の効果、接種すべき時期から効果の持続期間などはここまで読んでいただければよく理解できたかと思います。

インフルエンザの予防接種だけではインフルエンザを100%防ぐことができるわけではありませんので、インフルエンザの感染経路がどうなのかも押さえておくことで、いつ・どこで・なにを気を付ければよいのかが分かったかと思います。

予防対策の3点ポイントも難しいことではなくて、インフルエンザの流行するシーズンだからこそ日頃から行っている対策をしっかりとやるようにしましょう、というものです。

今年もすでに学級閉鎖が起こっている地域も出てきておりますので、インフルエンザの猛威はすぐ目の前まで迫っています。
まずは予防接種から行動を起こしてみてはいかがでしょうか?


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