【脱ワンオペ育児】妊娠中からでも遅くない!旦那がはじめる5つの家事分担
目次
毎日仕事が終わって帰宅するのは21時頃で、仕事で疲れているので家事も育児も嫁に任せっぱなしのダメ旦那だった私。
嫁がふいに、
「ワンオペって知ってる?」
って私に聞いてきてはじめてワンオペという言葉を知りました。
そんな中、ありがたいことに第2子を授かり、嫁は悪阻<つわり>で家事をするのも辛くなってしまいました。
仕事を理由に嫁に頼りきっていた私もさすがに弱っている嫁をみて、行動しないわけには行かないと気づきました。
とはいえ、今までやっていなかった家事を手伝うのはなかなかしんどい。
けれど、嫁の方がもっとしんどいんだからやるしかない!
悪阻できつそうな嫁を見て立ち上がったダメ旦那の脱ワンオペまでの行動をまとめました。
そもそもワンオペとは?
ワンオペはワン・オペレーションの略で、夜中など人手が不足する時間帯をメインに従業員1人で店舗の全ての労働を行うことを意味します。
これが家庭において使われる場合、育児を妻1人で全て行うことをワンオペもしくはワンオペ育児と呼ばれています。
つまり、嫁が私に問いかけた「ワンオペって知ってる?」という言葉は「私1人で家事も育児もやっているんだけど、わかってる?」って意味だったってことですね。
ワンオペと育児と悪阻(つわり)
うちの場合は、もともとワンオペ状態で育児をしていたところに、第2子の妊娠で悪阻も追加されてかなりグロッキーになっていました。
子供は日に日に元気になっていくのに、嫁は悪阻がひどくなっていくという最悪な環境です。
でも、日中は子供の遊び相手は嫁しかいないため、常にべったりですし、ひとりで遊んでいても目を離せないのできついのに横になってゆっくりしていることもできない状況です。
そもそも男には悪阻ってどんな感じなのか想像できない部分ばかりなので、理解するために聞いてみたことがあります。
私「悪阻ってどんな感じよ?」
嫁「常に吐く寸前くらいの吐き気があって、ダシの臭いとかごはんの炊ける嗅いでしまったら一気にこみあげてくるよ…」
とのこと。
私の中では日本酒を飲みすぎて強烈な二日酔いで歩くのもしんどいレベルだと置き換えてみました。
んー、そりゃ辛い。
たまらん。
しかも、それがいつ終わるかわからないなんて先が見えなさすぎる…
悪阻は妊娠初期だけある方もいれば、妊娠中ずっと悪阻の方もいるし、妊娠後期から悪阻が出てくる方もいるそうです。
さらに、臭いだけでグロッキーになるような悪阻だったり、常になにか食べてないと気分が悪くなってしまう悪阻だったり人によってまちまちのようです。
悪阻の中で育児することでもかなり辛いのに、ワンオペ育児なんて状況だったらホントにやってられない状況…ということですね。
脱ワンオペのために私がしたこと
私は仕事が終わって家に着くのはだいたい21時くらいなので、その時間からできる家事・育児は限られてきます。
しかし、嫁にしてみれば私が帰宅して手伝ってくれる時間からようやく休憩が始まるような感覚なので、少しでも嫁の負担を軽くするためにはなにができるのか、を考えました。
- こどもにご飯を食べさせる
- こどもをお風呂に入れる
- こどもの寝かしつけ
- 食事後の食器洗い
- お風呂掃除
育児関連3項目、家事関連2項目です。
こどもにご飯を食べさせる
こどものご飯は私が食べるのと一緒に食べさせればよいため「ながら作業」でできるので特に問題なし。
これは今までもやっていましたが、どちらかというと協力して食べさせる形でした。
それをこどもを私の膝の上に座らせて、食べることに集中させるようにしました。
これで少しは嫁も落ち着いてごはんが食べられるようになったみたいです。
朝昼はこどもにご飯を食べさせながら自分も食べることになるのであまり食べた気がしなかったみたいなので、これだけのことでも喜ばれました!
こどもをお風呂に入れる
次に取り組んだのはこどもをお風呂に入れること。
うちの子はまだ卒乳していなかったんですが、妊娠中におっぱいを上げると子宮が収縮してしまうため良くありません。
このため、お風呂の中で否応なく目に入ってくるおっぱいはある意味毒でしかなく、こどもは号泣はし嫁はストレスが溜まるという悪循環。
私と一緒にお風呂に入ればそれだけで解決なので特に問題ありませんでした!
平日はこどもと触れ合う時間が少なくなりがちなので、ゆっくり親子の時間を作っている感覚だったので大変ではなかったです。
こどもの寝かしつけ
これまでは寝るときはママのおっぱいを飲みながら寝落ちするのが日課だったうちの子なんですが、妊娠中なので断乳するしかありません。
コエンマのようにいつもおしゃぶりを咥えてくれるような子ならよかったのですが、うちの子は残念ながらおしゃぶりはハムハムするものであって吸うものではないようで…
おしゃぶりが全く機能しなかったのでミルクをお腹一杯飲ませて眠くさせる作戦を選びました。
最初は母乳と少し違う味がイヤだったのか、なかなか飲んでくれませんでしたが、何日間か続けていると急にゴクゴク飲んでくれるようになりました。
飲み終わったら自分から布団にダイブして寝に入るようになったので思ったより手がかかりませんでした。
食事後の食器洗い
このあたりは私がもっとも面倒だと感じる作業なので普段から「私がダラダラしている間に嫁が済ませてしまう」というサイクルが出来上がっていました。
しかし、悪阻の嫁は食後は極限グロッキー状態のため「2人とも動かない」ことになる。
これくらいの家事なら面倒なだけでやれないことはないので、「面倒になる前にやる」ことを意識しました。
食器洗いは食べたらすぐにする。
いったん休憩をはさんだりすると腰を上げるのがとても億劫になってしまうので、食べ終わった食器をキッチンに持っていったらその流れで洗います。
もちろん自分の食器だけでなく、嫁とこどもの食器も一緒に洗います。
注意したのはイヤにならないこと。
だから音楽を流しながらだったり、寒くてすすぐのがイヤにならないようにお湯を遠慮なく使いました!
お湯ですすぐのは経済的ではないかもしれませんし、私は少しの水ですすぐのはあまり好きではないので割と多めの水量ですすぎました。
ここで優先すべきことはイヤにならずに食器を洗うことです。
言い方はよくないかもしれませんが、経済的かどうかは二の次でよくて、食器を洗うことに慣れることが1番大事です。
音楽を流しながら食器を洗うことも環境作りとしては効果的だったかな、と思っています。
お風呂掃除
こちらも考え方は食器洗いと同じです。
お風呂が終わったら上がる前に掃除をすること。
これだけで面倒くささはだいぶ解消されます!
私の中のイメージは、お風呂掃除はお風呂に入る前にするもの。
洗剤は水で洗い流す。
この2つが面倒くさかったんですよね。
水で洗い流すと寒いじゃないですか?(笑)
だから、お風呂であったまったままの体で掃除をして、温かいお湯で洗い流す。
これだけで私にとってお風呂掃除はそれほど面倒なものではなくなりました。
特別なことをしなくても脱ワンオペ育児は可能
私が行った5つの家事はどれも普通のことです。
それでも1日中こどもと過ごす嫁にとってみれば、旦那が帰ってきてからようやくゆっくりできるんです。
子育てには定時はありませんし、休日もありません。
パパは仕事、ママは育児。
そんな分担の仕方をしていたらママの年間休日ゼロ日ですからね?
確かに仕事が忙しかったりストレスが溜まったりはするかもしれませんが、外とのつながりが持てて閉塞感がないということは、毎日育児ばかりしている嫁と比べるとストレスフルではないと思うんです。
私が行った5つの家事分担は少しでも嫁に息つく時間を持ってもらいたかったから、自分で手伝えることを探してみただけです。
特別である必要はありません。
少しでも相手を思いやって、面倒だと思う前に行動を起こすことがワンオペ育児の脱出につながります。
簡単なことですが、改めて意識してみることが大事なので、思い当たる節のある方は少し考えてみてくださいね。
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