赤ちゃんへの影響なし!妊婦さんはカフェインレスコーヒーでティータイムを楽しもう!

妊娠中はおなかの中の赤ちゃんへの影響を考えて食事するようになりますよね。
アルコールはもちろんのこと、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインも胎児への影響があるので気をつけたいところ。

アルコールはそんなに飲まない方もいるかもしれないのであまり問題ないかもしれませんが、ちょっとしたブレイクに飲むことの多いコーヒーについては我慢するのはちょっとストレスですよね。
妊娠中から授乳期間中はずっと気を遣う必要があるので2年近くはコーヒーに含まれるカフェインを気にしていかなければなりません。

そんなときはいつも飲んでいるコーヒーの種類を少し変えて、カフェインレスのコーヒーを飲むことで「コーヒーを飲むのを我慢しなきゃいけない」というストレスから解放されましょう!




妊娠中に飲むコーヒーの影響

妊婦さんだからといってカフェインを全く摂取してはいけないというわけではありませんが、飲みすぎは母体と胎児の両方に影響があります。

「なんだかんだ大丈夫でしょう」

と思って妊娠前と同じようにコーヒーを飲んでいるとあとで後悔することになるかもしれません。
どういった影響があるのかはしっかりと把握しておきましょうね。

カフェインが母体に与える影響

カフェインにはカルシウムの排出を促し、骨への吸収を阻害する効果があります。
カルシウムはお母さんの体からおなかの中の赤ちゃんに送られますが、カフェインの摂りすぎでカルシウムが不足してしまった場合は、赤ちゃんはお母さんの骨からカルシウムを吸収します。

妊娠中のカルシウム不足が原因で年齢を重ねてから骨粗しょう症になる可能性もあります。

妊娠中はお母さんとおなかの中の赤ちゃん2人分のカルシウムが必要になるので意識してカルシウムを多くとるようにしなければなりません。
せっかく摂取したカルシウムをカフェインの効果で排出してしまっているかもしれないのでカフェインの摂りすぎに注意が必要です。

ポリフェノールの一種タンニンが母体に与える影響

コーヒーには植物が自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、抗酸化物質の代表といえるポリフェノールが含まれています。

このポリフェノールの一種であるタンニンは鉄と結合してタンニン鉄という物質になります。
鉄の吸収は腸で行われますが、タンニンと鉄が結合してしまうことで吸収が阻害されてしまいます。

鉄の吸収が阻害されることで貧血の原因となってしまいますが、妊娠中の貧血はリスクが大きいので注意が必要です。

カフェインが胎児に与える影響


お母さんがカフェインを摂取すると同じ濃度のカフェインが胎児にも送られます。
おなかの中の赤ちゃんはまだ肝機能が発達していないためカフェインがどんどん蓄積していきます。

カフェインは血管を収縮させる作用がありますので赤ちゃんに届く血液量が少なくなってしまう恐れがあります。
赤ちゃんに送られる血液量が少なくなると

  • 発育障害
  • 低体重児
  • 低酸素

などの悪影響が考えられます。

お母さんはおなかの中の赤ちゃんに元気に育って欲しいのに、つい我慢できずに飲んでしまったコーヒーに含まれるカフェインの影響で発育に影響が出てしまったりしたら後悔してもしきれませんよね。
これだけ妊娠中のカフェイン摂取はリスクが高いということを理解しておきましょう。

カフェインレスコーヒーに切り替えて我慢するストレスから解放されよう


妊娠中の過度なストレスは子宮収縮を促進して切迫早産や早産の原因になります。

さすがにコーヒーを我慢したくらいで過度なストレスを感じてしまうことはないと思いますが、妊娠中はなにかとストレスを感じることが多くなります。
なにがきっかけになるかわからないのであればストレスを溜めないに越したことはありませんね。

妊娠前と同じようにコーヒーを飲み続けるためにはカフェインレスコーヒーにしてしまえば問題ありません。

カフェインレスコーヒーだからといって味や香りは同じ

カフェインレスコーヒーはもともとコーヒー豆に含まれていたカフェインを取り除く処理を行ったものです。
なにかしら手を加えてしまったコーヒーはあまり美味しくないんじゃないかな?なんて思うかもしれませんが、心配いりません。

カフェインレスコーヒーでも味や香りは変わらず楽しむことができます。
私の感想では少し苦みが減ったかな?というレベルの差です。
モカなどの酸味が強いタイプが好みの方からすればほとんど差を感じることもないと思いますよ。

カフェインレスコーヒーは薬を直接生豆に触れさせない方法で製造されたものを選ぼう

カフェインレス=デカフェというのは脱カフェイン処理を施したコーヒーのことをいいます。

カフェインレスコーヒーの作り方

  • 薬で除去:カフェインが溶ける薬を直接生豆に接触させて除去する
  • 水と薬で除去:水に溶ける成分を生豆から抽出して、水の中でカフェインと薬も除去するため薬が直接生豆には移らない
  • 二酸化炭素で除去:温度と圧力を加えた二酸化炭素でカフェインを除去する。

脱デカフェ処理はこの3つの方法で行われますが、1番危険なのがカフェインを除去する薬を生豆に直接接触させたもの。
それ以外の方法であれば薬が生豆に接することはありませんので深く気にする必要がありません。

薬で除去したタイプのカフェインレスコーヒーは海外製のコーヒーに多いようなので、購入するときはどの製法で脱カフェイン処理しているのかを忘れずにチェックしましょう!

まとめ

妊娠中だっていままでのようにコーヒーを飲んでリフレッシュしたいときもあると思います。
でも、おなかの中の赤ちゃんへの影響を考えてできる限り飲まないように気を付けている方が多いんじゃないかと思います。

でも、そうやって我慢することも赤ちゃんにとっては良くないこと。

いつもは眠気を覚ましてくれる強い味方のカフェインが胎児にとっては悪影響を与えている張本人です。
だったら、カフェインそのものが含まれていないコーヒーを選ぶことで簡単に解決できます。

味は通常のコーヒーとほとんど変わりませんので、妊婦のみなさんは無理して我慢せずに一度試してみてください。


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抜群の安定感を誇るネスカフェゴールドブレンドのカフェインレスタイプ。
脱カフェイン処理は水に浸しておこなっているので安心です。

小川珈琲は聞いたことない方も多いかもしれませんが、京都の美味しいコーヒーメーカーです。
スーパーでも高級コーヒーとして扱っていて本当に美味しいです。
水抽出による脱カフェイン処理なので安心ですよ。

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