転勤・単身赴任が決まったら準備・確認しておきたい3つのこと
春は別れのシーズンでもあり、出会いのシーズンでもあります。
一方、サラリーマンにとっては4月1日付けの転勤でバタバタする方が多くなるシーズンでもあります。
勤務地が変わらない配置転換であれば引っ越しも必要ありませんし、仕事内容が変わるということ以外では大きな変化はありません。
しかし、転勤となれば
- 家族と一緒に転勤先に転居する
- 単身赴任する
の2つの選択肢から選ばざるを得なくなります。
転勤は本人にとってだけではなく、家族にとっても影響の大きい非常に大事なことです。
サラリーマンである以上、転勤は避けては通れません。
ですが、家族があるのであれば家族にとってできるだけ不利益にならない転勤にするべく努力が必要です。
今回は転勤や単身赴任が決まったら準備・確認しておきたい3つの内容について私自身の経験談も踏まえてまとめます。
転勤は期間限定 or 無期限なのか確認する
転勤が決まったらまず第1に確認しておきたいことは、
- 転勤が期限付きなのか、無期限なのか
ということです。
期限付きの転勤であれば、家庭の都合、たとえば幼稚園や学校に通われているお子さんがいる都合上、引っ越しのハードルが高く困難なご家庭では単身赴任という選択肢もあります。
しかし、期間に定めのない無期限の転勤であれば単身赴任を選ぶといつまで続くのかわからない家族バラバラの生活を余儀なくされます。
私の意見としては家族はバラバラで過ごすのではなく、一つ屋根の下で協力し合って暮らしていくべきだと考えています。
お子さんが親元を離れて生活を始めるくらいに成長した場合はもう少しフレキシブルな考え方もありだと思いますが、まだ小さなお子さんがいらっしゃる家庭においては家族がバラバラで過ごすことにメリットがあるとは思えません。
- ワンオペ状態で育児に奮闘しなければならなくなった妻に負担を強いてしまっていること
- たまにしか会えず子供たちにさみしい思いをさせてしまっている
少なくとも私はこのような状況についてとても申し訳なく感じています。
幸い、私の場合は期限付きの転勤であったため単身赴任を選びましたが、期限があってもやはり家族と離れて暮らすことは大変辛い思いをしています。
引っ越しや単身赴任に伴う手当ての有無を確認
次に確認しておきたいのは引っ越しや単身赴任に伴う手当てがあるのかどうかです。
引っ越しの費用は会社が負担してくれるはずですが、実費精算なのか定額支給なのかも気になるところです。
単身赴任であれば赴任手当という形で一定額の手当てを支給してもらえるかどうかも確認したいところですね。
単身赴任となれば追加で購入しなければならない家具も増えます。
その分をまるまる負担しなければならないのか、会社から一部負担してもらえるのかで家計への負担が大きく変わってきます。
引っ越しや単身赴任に伴う手当てが具体的にいくらもらえるのかを確認して具体的に費用をどう使っていくかを検討しましょう。
また、会社にもよりますが、単身赴任手当てという形で月々の生活費の一部を負担してくれることも多いはずです。
ここでもどれくらいの補助を受けることができるのかをしっかりと把握しておきましょう。
補助の額が大きければ家族の元に帰るための交通費に当てることができます。
逆に補助が少ない場合は身銭を切って家族の元に帰ることになります。
後者の場合は必然的に家族に会える頻度が少なくなってしまいますよね。
補助の大小に限らず、単身赴任では交通費が非常に大きな負担になってきます。
新幹線や飛行機を使っての帰省がメインになるはずですが、あらかじめいつ帰るかを決めておいて通常料金ではなく格安料金で規制できるように工夫したいところです。
単身赴任の準備が落ち着いてきたらどういったルート・手段で帰省するのが割安になるかを確認してみて下さい。
関西⇔九州で使える格安切符【バリ得新幹線】についてはこちらをご覧ください。
関西⇔九州間の新幹線とLCCの料金比較についてはこちらをご覧ください。
単身赴任先で必要なものをリストアップをする
転勤先での勤務は辞令が出てから数ヶ月の猶予があるわけではなく、早い時で1ヶ月後には移動先での勤務・生活が始まります。
往々にして、転勤というのは突然決まってしまうものですよね。
引継ぎなどの業務を済ませて移動しないといけないため、転勤の準備をゆっくりとしている暇もありません。
必要なものを抜かりなく準備するためにも、転勤が決まったらすぐに確認しておきたいのが、
- 単身寮に入るのか、借り上げアパートに住むのかを確認する
- 転居先には家具が準備されているのか
この2点は急いで調べておきたいですね。
単身寮であれば部屋のサイズも1ルームになる可能性が高いですし、共有スペースもあるためレンジなどは必要ないかと思います。
冷蔵庫は部屋に欲しいところですが、部屋においても問題ないのか、レンタルできるのか、など確認しておきたいところは山ほどあります。
冷蔵庫は個人持ちなんてことになれば転居先で使う冷蔵庫を用意する必要も出てきます。
それでも準備に十分な時間を割くことができるかどうかは怪しいのが転勤の特徴ともいえますよね。
だから先にこの2点について調べておいて、転勤先で必要となる家具などをリストアップして1つずつ準備していくようにしましょう。
まとめ
今回は転勤・単身赴任が決まったらすぐに準備しておきたいことを私の経験をもとにまとめてみました。
転勤って、会社としては数ヶ月前から準備を始めていそうなものなんですが、当事者へは1~2ヶ月前の直前にへは知らせてくれません。
転勤となるとまずは心の準備から始めていきたいところなのに、そんな時間もなくバタバタ準備をして残りの期間を過ごした記憶があります。
転勤は当事者にとってだけでなく、家族にとっても一大イベントとなります。
家族そろって転勤するのか、単身赴任するのかはしっかり話し合って決める必要があります。
少しでも時間を確保するための参考にしていただければと思います。
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