大人なのに虫歯?なんてならないために原因と特徴の要点チェックで予防!
子供の頃は「歯をしっかり磨かないと虫歯になるよ!」なんて、親に怒られてましたし、歯医者にいくのってなんとなく怖いイメージがあって虫歯にならないように心がけていました。
でも、大人になってくると歯医者に行くことも減って、虫歯なんて無縁な生活になってきます。
タイトルでは「虫歯予防」な感じ出してますが、私、大人なのに虫歯になりました。
「6番c、7番c、8番もc…虫歯だらけですね。」
「さて、どこから治療しようかね?小さいのからしていこうか!」
親知らずが痛くなって耐えられなくなったから歯医者に行ったら、ついでに他の部分もチェックしてくれたのはいいんですが、まぁ“c”って言葉が聞こえるわ聞こえるわ…
虫歯=子供がなるものなんて思いこんでいた私には驚愕の結果でした。
ちなみに、合計6回も“c”って単語を聞くことができました。
問題ない歯のことを“c”って思っちゃうくらいに。(笑)
歯を見れば寿命がわかるといわれるくらい大事な歯をぜんぜん大事にせずに何年も過ごしてしまった結果、虫歯だらけになってしまいました。
そして忘れてはならないのは歯には再生能力がないため、1度虫歯になると2度と元には戻らないということです。
これって、寿命を縮めてしまったのと同じことですよね。
すでに虫歯だらけになってはいますが、やれることはやっておかないと。
気づいた時からしっかりと始めれば命ともいえる歯を長く保つことができる!
私と同じように後悔する人が少しでも減るように、大人の虫歯対策についてまとめていきます。
目次
虫歯の原因には大人も子供も関係ない
虫歯はミュータンス菌などの虫歯菌が糖質を分解する際に出す酸によって歯が溶けることが原因でおこります。
この作用のことを脱灰といいます。
だいたいの場合は虫歯菌の出す酸は唾液によって中和され、溶けてしまった歯も再石灰化作用によって元に戻ってしまいます。
この脱灰と再石灰化のバランスがうまくいっていると虫歯にはなりません。
しかし、脱灰と再石灰化のバランスがうまくいかなくなって、脱灰の方が優位に働いて虫歯菌が歯に定着してしまうと虫歯になってしまいます。
これが重要です。
普段は虫歯菌と唾液のせめぎあいによってうまいことバランスが取れていたのに、唾液による防衛線が突破されて虫歯菌が歯に定着してしまうと、歯磨きなどによる虫歯予防ではどうにもならず、歯医者に行って治療を行うしか手がなくなるのです。
虫歯菌は歯垢(プラーク)に潜んでいる
歯垢=プラークはご存知ですよね?
歯と歯のすき間などにこびりついている黄白色の粘着性の塊のことです。
虫歯菌はこのプラークの中に潜んでいるんです。
実はこのプラークの80%は水分、20%は有機物といわれています。
つまり、プラーク=虫歯菌といっても過言ではないレベルですよね。
虫歯になりやすい部分は歯と歯の間のすき間であったり、歯の平面部分のかみ合わせの溝であったりするのも、プラークが溜まりやすい部分だから、ということになります。
このため、しっかりと歯磨きができていない人ほど虫歯になりやすいんですね。
唾液の分泌量が少ないと虫歯になりやすい
唾液は虫歯菌の出す酸を中和し、再石灰化をおこなってくれ、口の中の自浄作用をになっています。
しかし、病気の治療などにより唾液の分泌量が少なくなっている方や、いびきがひどかったり、口を開けて寝ている方は要注意です。
虫歯菌はせっせと酸を作り出して、歯を溶かしているわけですが、唾液の分泌が少ないから中和が間に合わず、歯のエナメル質はどんどん溶けていってしまうことになるからです。
唾液の分泌は食べ物をよく噛むことで増えますし、こまめな水分補給も効果があります。
ガムを噛むのも効果的です。
虫歯菌を無くせば虫歯にはならなくなる?
極端な話、虫歯菌を無くすことができれば虫歯にならないような気がしますよね?
でも、口の中には200種類以上、数十億もの細菌が定着しています。
この中には虫歯菌だけでなく、いわゆる善玉菌も含まれていますが、口の中にはいずれにしても膨大な数の細菌がいるということです。
この中から、虫歯菌だけを狙って殺菌してしまうなんてことは難しい。
だから、虫歯菌とはうまく共存していくしかないんですね。
赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいない
これって驚きですよね?
だって、赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいない、でも幼少期には虫歯になって治療しなければならない子供がたくさんいるのに、産まれた頃から虫歯菌がいるわけではないってことですから。
では、どうやって子供の口の中に虫歯菌が定着してしまうのか?
あなたも見たことありませんか?
「赤ちゃんの間はキスしたらダメだよ!」
って言われているお父さんの姿を。
うちの場合はですね、子供の方からやってくるもんだから、不可抗力なんですよ♪(笑)
なんていって許してちゃダメなんですよね。
そう、赤ちゃんに虫歯菌をうつしているのはお父さんやお母さん、つまり子供の両親であるケースがほとんどなんです。
もっとわかりやすく言えば、虫歯菌を持っている大人から子供にうつしているということですね。
子育て世代の方は注意して接してくださいね。
ちなみに、子供の口の中に細菌が定着するのは生後1歳7か月から2歳7か月の間になります。
この時期に虫歯菌をうつしてしまわなければ、それ以降に虫歯菌がうつってしまったとしても虫歯のリスクは一生を通じて下げることができます。
すでに細菌のコミュニティーができあがってしまったあとであれば、虫歯菌も定着しにくい、ということですね。
虫歯の特徴は大人と子供で違う
子供の頃の虫歯を思い出すと、歯が痛くてたまらなかったように覚えているんですが、大人になってなった虫歯は痛くもかゆくもないんですよね。
実際、私が6個も虫歯があるのに気づかなかったのは大人と子供で虫歯のなり方に特徴があるからなんです。
だからといって、6個はやりすぎ、虫歯に気づかな過ぎなんですけどね。(笑)
子供の虫歯の特徴
<参照:ライオン > 歯と歯周組織の構造>
まずは子供の虫歯の特徴から押さえていきましょう。
大人と子供でなにが違うのか、がわかりやすくなります。
歯を比べる上での大人と子供の境界線は乳歯と永久歯の違いです。
乳歯は永久歯と比べるとエナメル質が薄いため、虫歯になりやすいんです。
虫歯菌の出す酸を唾液が中和して再石灰化をおこなっていることは冒頭でお伝えしましたが、再石灰化することができるのはエナメル質が溶けた時です。
エナメル質は固いですが、虫歯菌の出す酸には簡単に溶けてしまいます。
乳歯の場合はエナメル質の部分が薄いために虫歯がエナメル質を突破して象牙質までたどり着きやすくなります。
象牙質はエナメル質よりも柔らかく、酸にはもっと溶けやすい性質を持っています。
このため、乳歯の虫歯は象牙質を突破して神経まで届いてしまうケースが多いため、歯が痛いと感じるのです。
大人の虫歯の特徴
大人の場合、すでに乳歯は抜けてしまって永久歯に生え変わっています。
永久歯は乳歯と違ってエナメル質の部分が厚くなっているため象牙質まで虫歯になってしまうようなことはあまりありません。
黄色くなったり、歯のかみ合わせの溝の部分が黒っぽくなっていたりします。
でも、象牙質を突破して神経までは届きにくいことから、歯が痛むようなことは少なく、広く浅い虫歯が多いという特徴があります。
私もまったく歯が痛むことはなく、歯医者さんにいった理由も急に親知らずが痛み出したからでした。
(親知らずの痛みの理由は疲れからだろう、ということでしたので虫歯とは無関係でした)
あとは、しっかり歯が磨けていなかったりして歯周病にかかったり、単純に加齢が原因で歯肉が交代して、歯と歯茎の間の部分が虫歯になることがあります。
歯と歯茎の間の部分、つまり本来なら歯茎で覆われていたはずの部分は象牙質でできているため、エナメル質よりも虫歯になりやいため、歯と歯茎の間の部分に沿って虫歯ができやすくなります。
私も1カ所、あきらかに歯と歯茎の間の部分に虫歯ができていました。
こういった特徴から、大人の虫歯は気づきにくく、かなり進行した状態での発見となることが多くなります。
虫歯は一度なってしまうと治らない
虫歯は1度なってしまうと治療しない限りは治りません。
乳歯は永久歯に生え変わりますが、永久歯は抜けてしまったらもう生えてくることはありません。
歯が無くなると食べにくくなるし、歯並びも悪くなります。
歯並びが悪くなってかみ合わせが悪くなってしまうと、バランスの崩れは全身へと広がっていきます。
実は、大人の9割が虫歯にかかるといわれています。
たった1割の方だけが虫歯にならずにしっかりと歯のお手入れができていて、それ以外の大多数の方は治療が必要になるということです。
定期的に歯医者さんに通って歯のメンテナンスをして、普段の生活の中からできる限り虫歯にならないような努力をしていかないと虫歯になってしまいます。
歯は命なので、大切にしましょうね。
この記事が役に立ったと思ったらSNSでシェアしていただけるとうれしいです。
最近のコメント