転送届は期限切れ前に新居への変更届・延長申請を出そう!
転居や転勤により郵便物が届かなくなっては困るので、引越し前には郵便局で転送届を出していますよね。
転送期間は1年間なので十分な気もしますが、注意していただきたいのは単身赴任などの期間限定の転勤で家族の住んでいる住所に戻ってくるケースです。
転送期間を過ぎると元通りに郵便物が届くでしょう?と思っている方は困ったことになるのでしっかりと読んでください。
転送届は期限が切れると宛先不明で送り主に返送される
転送届は転送期間を過ぎると元々住んでいた住所に郵便物が届くようになると理解している方もいるかもしれません。
しかし、転送期間が過ぎると転送元の住所宛への郵便物は宛先不明で送り主の元に返送されます。
たとえば、期間限定の転勤で大阪府から東京都への転勤になったと仮定します。
- 大阪の住所宛の郵便物を東京に転送する
- 1年後に元々住んでいた大阪の家に引越する
- 1年間の転送期間が過ぎる
- 元々住んでいた大阪への宛先の郵便物が宛先不明で返送される
といった感じです。
単身赴任のような、期間限定の転勤であることが最初からわかっている場合は郵便物の送り先を転勤先ではなく家族の住んでいる住所宛にすることが多いですよね。
毎回送り直してもらうのも不便なので、自分宛の郵便物だけ転送届を出しておくことで不要な手間を省くことができます。
しかし、この場合は転送期間が過ぎてしまうと家族の住んでいる、自分が元々住んでいた住所宛への郵便物は宛先不明になって届かなくなってしまうので注意が必要です。
引越の際は毎回転送届を出す
転送期間切れによる自分宛の郵便物が宛先不明で返送されるのを防ぐためには、引越の度に転送届を出すことです。
たとえ、引越先宛への郵便物がなくても、転送届を出した時点で旧住所には自分が住んでいないことになります。
わかりにくいので簡単にまとめると、
- 大阪から東京に単身赴任するので転送届を出す
- 大阪には自分が住んでいないことになる
- 東京から大阪に戻っても住んでいない状態のまま
- 東京から大阪への転送届を出すことで大阪に住んでいることになる
こういった流れになるため、転送届は引越の度に提出する必要があります。
転送届はWEB上でも提出可能
現在では転送届の提出は郵便局の窓口まで出向かなくても、WEB上での提出が可能です。
非常に便利な時代になってきていますね!
転送届は提出から事務処理を経ての適用となりますので、少なくとも2営業日毎、すなわち翌々日からの適用となるようですので、引越の日程が決まったら忘れずに提出しておきましょう。
引越の際は転送届の提出を忘れずに!
今回は転送届の転送期間を過ぎるとどうなるのかをお伝えしました。
なぜこんな記事を書いたかと言いますと…
単身赴任が終わって元の住所に戻ったのに私の郵便物が全く届かなかったからです。
転送期間って書いてあるから、期間が過ぎてしまえば元の住所に送られてくる気がすると思いませんか?(笑)
よく考えてみると、元の住所に戻る方なんて少ないわけだから、そんなわけないとわかるんですが、言葉のニュアンスだけでわかったつもりになっていたのが間違いでした。
単身赴任をされてる方なんかがこのケースに当てはまると思いますが、任期満了で家族の待つ家に引越する際は転送届の提出も忘れないようにしましょう。
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