韓国の電圧やコンセントはどんな形？変換プラグはCタイプを選ぼう！

海外旅行が身近になってきた昨今ですが、ビジネスや観光などで海外を訪れる際に必ずと言っていいほど持っていくのがノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末です。

これだけに限らず、デジカメの充電器などさまざまな電子機器を持っていくことになるのですが、そこで問題となるのがコンセントの形や使用されている電圧です。

間違って違う形の変換プラグを持って行ってしまったり、電圧が対応していない電子機器をコンセントに差し込んでしまっては故障や火災の原因となるため非常に危険です。
韓国に立つ前にしっかりと準備しておきましょう。

チェック項目1.日本と韓国の電圧を比較

海外旅行の準備を始めるにあたって調べておく必要があるのが渡航先のコンセントの電圧です。

日本では電圧は100Vを使用していますが、海外ではあまり使用されていない電圧となります。

海外で一般的な電圧は220Vで、中国、タイなどのアジア圏では220Vが使用されています。
ヨーロッパでも220Vの電源電圧が一般的なようですが、アメリカ大陸では120Vとなります。

韓国では220Vが使用されています。

ヨーロッパやアジアなどのくくりではなく、国によって一般的に使用されている電源電圧が異なるので注意してください。

チェック項目2.電子機器の使用可能電圧を確認

次に気をつけなければならないのはノートパソコンやスマートフォンなどの電子機器の使用可能電圧です。

最近のノートパソコンであれば使用可能電圧がAC100-240Vのものが多く、220Vでも使用可能です。

しかし、AC100Vの日本国内用の電圧に設定されている電子機器は韓国のコンセントに繋いで使うと故障や火災などの原因となるため、絶対に繋がないようにしましょう。

使って使えないことはないケースも多いのですが、設計範囲外の電圧で使うことでショートしたり、異常に発熱して故障の原因となります。

電子機器は高価なものばかりですので故障のリスクを冒して使用することはおすすめできませんし、最悪の場合火災の原因ともなります。
海外で不要なリスクは取りたくないですよね？

お手持ちの電子機器の使用可能電圧は必ず確認してから使うようにしましょう。

チェック項目3.電源プラグのタイプを確認

海外のコンセントは日本と同じ形状ではなく、私たちが普段見慣れている形と似ているものもあれば、全く違うものもあります。

電子機器の電圧は問題なくてもコンセントの形が違うと差し込むこともできないので、使用することも充電することもできません。
持っていくのを忘れて渡航先であたふたする前に準備して持っていくことがおすすめです。

Aタイププラグ

日本や台湾などで使用されているプラグです。
私が台湾に行った際には日本のプラグをそのまま差し込んで使うことができました。

Bタイププラグ

インドや中国で使われているタイプのプラグです。
デンマークでも使われているようなのでアジア圏に多いというわけでもないようです。

Cタイププラグ

ヨーロッパや韓国、インドネシア、タイなどで使われています。
Bタイプと似ていますが、Cタイプの方が差込口のピンが細いのが特徴です。
間違えて買わないように注意が必要ですね！

韓国旅行で準備する変換プラグは？

既に答えてしまっていますが、一般的に使用されているのはCタイプのプラグです。

ただし、変換プラグを準備する際に注意していただきたいのがCタイプのプラグでも韓国で使用されているコンセントは少し深い作りになっているため、リーチが足らなくて届かない可能性があります。
私が初めて韓国に行った際に見事にやらかしてしまったのがCタイプのプラグなのにリーチが足りないというミスでした。

幸い、その時は海外専用グローバルWiFiを借りた時に一緒についていた変換プラグで事なきを得ましたが、ついていなかったら現地調達する羽目になっていたことを考えるとしっかりと事前準備をしておくべきだったと後悔しました。

韓国以外の国でも使えるマルチ変換プラグは形に注意

変換プラグで探すといろんな国で使えるタイプのこんな形の変換プラグを見かけますが、韓国で使う分にはこのタイプは使えないと思ってください。
理由は韓国のコンセントは少し奥まった構造をしているため、C型プラグがコンセント穴まで届かないためです。

私もこのタイプのマルチ変換プラグを持っていますが、初めて韓国に行ったときに、なにも考えずにこのプラグを持って行って、「と、届かない…」という悲しい状況になりました。(笑)

日本国内用100V対応の電子機器には変圧器の準備を

韓国の電源電圧は220Vなので、電子機器の使用可能電圧が範囲外の場合は変圧器を準備する必要があります。
現在では多くの電子機器が100-240V対応となっていますが、中には100V対応となっているものもあります。

変圧器が1つあればコンセント問題も解決するため、家族で海外旅行に出かける時なんかには変換プラグじゃなくて変圧器を持って行った方が荷物も減って楽かもしれません。

まとめ

ノートパソコンやスマートフォン、デジカメなどは海外旅行の必須アイテムですが、日本と海外では使用している電圧が違うだけでなく、プラグの形状まで異なっています。

海外でバッテリー切れを心配しないで安心して使用するためにも使用可能電圧とプラグのタイプはしっかりと確認しておきましょう。

韓国の電源電圧は220V、プラグはCタイプですのでお間違えないように！

変換プラグにUSBポートが付いたタイプであれば、コンセント接続が必要な電子機器をつなぎながらスマホやタブレットの充電もできます。
USBポート付の変換プラグはとても便利です。

家族連れでの海外旅行やコンセント接続タイプの電子機器が多い場合には変圧器を使った方が便利です。

この記事が役に立ったと思ったらSNSでシェアしていただけるとうれしいです。